「職場の同僚とうまくいかない…」
「毎日忙しすぎてもう限界!」
「会社の仕事には何のやりがいも感じられない…」
この記事を読んでいるということは、このように何かしら会社に不満があったり、悩みを抱えているはず。
会社を辞めたい!OLを辞めたい!と思っていても、実際に辞めるという決断をするのは本当に勇気がいることですよね。
そして、会社を辞める場合、別の会社へ転職する人がほとんどです。
でも、転職しても根本的な部分では何も解決していない場合が多いことをご存知ですか?
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OL達が会社を辞める5大理由

「転職しても解決しないってどういうこと!?」って思いますよね。
これについて説明するために、まず会社を辞める理由を見ていきましょう。
1位:職場の人間関係・雰囲気が悪い
シティリビングの調査によると、職場の人間関係を理由に会社を辞める人は、退職理由の約25%にものぼります。
会社を辞めるとまでいかなくても、会社の中での人間関係に問題を抱えていない女性はいないのではないでしょうか。
私自身もお局さんに悩まされたことは何度もありますし、同僚と仕事の進め方で意見が合わなくて気まずい関係になったこともあります。
また、私の周りでは、
「社内で2股をかけていて、バレてしまった!」
「上司との不倫が上司の奥さんにバレて裁判沙汰になりそうになった!」
「社内恋愛がうまくいかず、元カレと気まずくなった…」
など、男女の恋愛のもつれが原因で会社を辞めてしまった人もいます。
2位:上司や同僚からのセクハラ・パワハラ
続いて多いのが、セクハラやパワハラに我慢できなくなって会社を辞める人です。
退職する人の20%近くがこれを理由に挙げています。
この理由も結局は「人間関係」ですから、職場での人間関係の悪化で悩んでいる人はとても多いことがわかります。
3位:お給料が安い
業務量や業務内容にお給料が見合っていないと感じて転職を選択する人も多いです。
今の会社でこの先も昇給が見込めない場合には、仕事へのモチベーションを維持することも難しくなりますよね。
お給料に不満がある場合は、転職サイトなどで同じ職種の求人ではどのくらいの年収が提示されているかを確認してみるといいかもしれません。
4位:仕事が忙しすぎる、休みがない
最近では「働き方改革」が推進されていますが、それはまだごく一部の上場企業くらいです。
毎日残業して夜遅くに帰宅するから寝不足でお肌はガサガサ、目の下のクマも治らない…
体調を崩して熱があっても休みを認めてもらえない…
このような悩みを抱えるOLもかなり多いです。
5位:仕事内容に不満がある
自分のやりたい仕事を任せてもらえなかったり、年功序列の体制の中で先輩社員が抜けなければ何年も同じ雑用レベルの仕事しかさせてもらえない、ということも。
これは辛いですよね。
逆に、難しい仕事はやりたくないのに無理矢理与えられた、という不満もあるでしょう。
OLが会社を辞めたいからと転職しても一時しのぎにしかならない!?

実際に転職してみて、お給料は以前より少ないけど自分にあった仕事に巡り会えた人や、前より収入がアップしてやりがいのある仕事ができている、という人もいます。
ところが、転職を肯定的に捉えている人がいる一方で、転職後も悩みや不満が尽きないOLが多いのも事実。
転職しても状況は好転しない
ここで、転職失敗派の声を紹介しますね。
- 仕事のやりがいを求めて転職したけど、お給料で妥協したから生活が苦しくなった…
- 前の職場は上司に我慢ができなくて辞めたけど、今の職場でも新しい上司とうまくいかずに悩んでいる…
- 転職活動を甘く見ていて、結局派遣社員を選ばざるを得なかった…
このように、「よりよい環境を求めて転職したはずが、結果的には前職よりも状況が悪化した」と答える人も少なくありません。
また、30代後半以降では、若い頃に比べて応募できる求人が少なくなって不利になり、転職がうまくいかなくなったと感じる人も多いようです。
OLを辞めたい人が転職しても失敗する理由

「3年は転職せずにガマンした方がいい」とはよく言いますよね。
でも、実は働いてから3年未満で転職している人はとても多いんです!OLだけで見ると、その割合は転職している人の半数にもなるのだとか。
つまり、多くの女性が転職を繰り返しているということ。
退職理由に多く挙げられた「人間関係」についても、転職して一時は改善されたと思っていても、人事異動があったり、仲のよかった同僚が退職したりして、その環境がいつ崩れるかはわかりません。
これは、会社に勤めている限り、常に負わなければならないリスクなんです。
結局、運次第。
一度転職を経験してしまうと、次の職場でも嫌なことが続いたり不満が募ると、最初よりも転職のハードルが低く感じてしまい、転職がクセになってしまっているOLもかなり多いようです。
まさに負のスパイラル…
参考:将来が不安なアラサー女子は仕事観を変えるべき!転職が不要なワケ
会社を辞めたいOL達への処方箋

では、転職という負のスパイラルに陥らないためにはどうしたらいいのでしょうか?
現状を受け入れて、転職することのメリット・デメリットを考える
まずは、基本的なことですが、忍耐力を鍛えること。
そして、会社では理不尽なことが多く、自分の思い通りにはいかないということを理解して受け入れること。
辞めるのは、いつでもできます。
給与水準や福利厚生だって、実は他の会社よりも充実している部分が多いかもしれません。
転職してもまた辞めたくなることだって往々にしてあります。
この先何年も同じ会社に勤めるとして、今抱えている問題がずっと解決できないことなのか、続けていれば環境が変わったり事態が改善する可能性があるのか、見極めていくことも必要です。
「会社勤め」という選択肢を捨てる
「それでも辞めたい!」という決意が揺るがず、もうこの負の連鎖を繰り返したくないのなら、会社に勤めること自体を辞めてしまえばいいわけです。
この発想を現実的に持っている女性って本当に少ないです。
でも、考えてみてください。
会社勤めを辞めてしまえば、上に挙げた苦悩のほとんどが解決できてしまいますよね。
「じゃあどうやって食べていくのよ!」と突っ込まれそうですが、これはシンプルに考えればいいことです。
もともとは普通のOLでも、会社を辞めてフリーになったり、起業したり、独立して活躍している女性はたくさんいます。
そして、その数は年々増え続けています。
参考:家でできる仕事でも高収入を継続的に稼ぐ!副業で始めて本業にする方法
脱OLの方法とは

私もまた、脱OLを目指している一人です。
私の場合、転職して2社目の現在勤めている会社で、自分がどんなに努力しても、OLや会社員という立場では、ある一定の範囲までしか報われない、ということに気がついてしまったんです。
そのため、転職の回数こそ1度だけですが、「よし、また転職しよう!」とは思えなかったんです。
また、転職した当初はとても恵まれた環境で、「転職してよかった!」と感じていましたが、一緒に働くメンバーの異動や退職、会社の経営判断により、ここ数年で働く環境はガラリと変わりました。
しかも、その環境の変化は、ほんの数年の中で一度や二度ではなかったんです。
環境の変化自体は悪いことではありません。
でも、それが自分の成長を阻害するような環境になったり、精神的にマイナスの影響ばかりを受けるような環境になってしまっては話は別。
その他にもOLであることの限界を挙げるとキリがないのですが、とにかく私は「転職しても同じことが繰り返されるだけ」と強く感じました。
では、私が脱OLを目指して何をしているのかというと、「副業」です。このブログの名前からも分かりますよね。
副業が軌道に乗ってきたら、会社を辞めて独立することが私の目標。
少しずつですが、その兆しが見え始めていて、そうなると気持ちにも余裕が出てきます。
そして、会社のことを今までとは違う視点から見ることだってできるようになるんです。
これまでは「独立なんて私には絶対無理!他人事!」と思ってきたかもしれません。私もそうでした。
でも、本当にOLを辞めたいなら、本当に転職という負のスパイラルから抜け出したいなら、まずは一歩踏み出してみてください。
今では本当に多くの女性が、会社の外で、自力で活躍しています。
一歩踏み出して副業を始めることで、独立する力をつけていくことができるんです。
具体的な方法については「OLが副業で月30万稼ぐ現実的な方法」で詳しく解説していますので、こちらもご覧ください。
まとめ

会社の人間関係が辛いから辞めたい→転職する→次の職場でも人間関係がうまくいかないからまた辞めたい…
この負のループから抜け出すためには、究極のところ、会社勤め自体を見直すしか方法はないんですね。
なぜなら、会社に勤めていると自分でコントロールできることがあまりにも少ないから。
「転職するなら若いうちがいい」とはよく言いますが、「会社勤めを辞めること」についても同じこと。
今の会社が辛いなら、次の会社でも長く続けていく自信がないのなら、できるだけ早いうちからコツコツと準備を始めておくと安心です。
まずは、副業を始めてみませんか?
私自身も実践しているおすすめの副業については「副業を本気でやるならネットビジネスで月収50万円を目指す」をご覧ください。