「仕事を辞めたい」と思っている女性はとても多いですが、辞めてもやりたいことがなかったり、今よりもいい条件の転職先を見つける自信がないといった理由で、簡単には辞めれないのが現実。
結婚して旦那さんが養ってくれる状況であれば、会社を辞めてしばらくは自宅でゆっくり過ごすこともできるかもしれません。
でも、独身OLの場合は違います。独身女性が会社を辞めてしまったら、その途端に収入は途絶えるわけで、会社を辞める決断には大きな不安を伴いますよね。
会社を辞めたいと真剣に考えるのであれば、まずは自分の置かれている状況や将来の人生設計、自分が本当にやりたい仕事はどんなことなのかについて、把握しておくことが必要になります。
そして、きちんと準備さえできれば、アラサーOLでも転職することなく会社を辞めることは可能です。
今回は、会社を辞めたい独身女性が取るべき行動についてお話しします。
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30代独身女性が仕事を辞めたい理由

ここでは、30代の独身女性たちが会社を辞めたい理由についてまとめてみました。
辞めたい理由①:給料が安い
先輩たちのように、30代半ばを超えてアラフォーともなってくると、今後自分がどれだけ昇進できるのか、昇給の可能性はどれくらいなのかが見えてくるといいます。
現時点でお給料が少なくても将来的に上がる見込みがあればいいのですが、役職のない女性の昇給には限度があります。
今後昇給が見込めないのなら、将来に希望を持てず会社をやめたいと思っても仕方がありません。
辞めたい理由②:仕事がつらい
仕事が忙しすぎたり、自分の能力に見合った仕事ではなかったり、もしくは業務内容に全く興味を持てなかったり…
このような場合には、毎日の仕事がつらく感じることもあります。
仕事を辞めない限りはこの先もずっと同じことが続くのだと思うと、仕事に対してやりがいや希望を持てなくなる人も多いようです。
辞めたい理由③:上司や同僚とうまくいっていない
OLが会社を辞めたいもっとも多い理由は「人間関係」。
会社の仕事は一人で進めるものではなく、職場の仲間と協力して進める必要がありますよね。そのため、職場の上司や同僚と良好な関係を維持することは仕事を続けていくうえでは重要です。
人間関係がうまくいっていないと、職場に居づらくなるばかりか仕事に支障が出ることさえあります。
定期的に人事異動がある職場なら、少し我慢すれば新しい仲間と仕事ができるようになることもありますが、そうではないなら自分が辞めるしか解決できない場合も…
辞めたい理由④:会社に居づらい

「年齢が上がって役職がない独身OLは会社に居づらくなる」という話を聞いたことがあります。
実際、私の職場でも役職のないアラフォー、アラフィフの女性はたくさんいるのですが、その人の性格によっては、とくに男性社員から見ると扱いづらく感じることもあるようです。
また、現在私の会社では組織のスリム化を検討していますが、そうした女性はリストラの対象にもなりやすいようです。
会社としては、できるだけフレッシュで将来性があり、お給料も少なくて済む若手OLを残したいという思惑もあるのだとか。
そうした空気を感じて、「このまま会社に残っていても居心地が悪くなるのでは?」と感じる30代OLも多いんです。
辞めたい理由⑤:体力的にキツイ
20代のうちは毎晩のハードな残業もなんとかこなせていたけれど、30代を越えてくると体力的にもキツくなってきます。
30代以降は体力的な回復にも時間がかかり、寝不足でお肌もボロボロ、ストレスでどか食いしてどんどん太ってきたと感じるOLも多いのが事実。
また、営業など外回りの仕事の場合、帰宅後の疲れ度合いが若いときよりも重くなってきたと感じる人も…
こうなってくると働き方を見直さなくてはいけません。
辞めたい理由⑥:会社勤め自体が嫌
これは私がもっとも強く感じていることでもあるのですが、会社勤め自体に疑問を感じてしまうと会社を続ける理由がお給料のためだけになってしまいます。
会社勤めで嫌だと思うのは、たとえば次のようなこと。
- 毎朝、満員電車でイライラ、ピリピリしながら同じ時間に通勤する意味ってある?
- 年功序列のもと、能力の低い上司や先輩に何年もペコペコして何が得られるの?
- 閑散期で暇なときでも朝から晩まで会社に時間を拘束されていて、人生の時間の無駄じゃない?
- 議題がなくて沈黙になるくらいなら、毎月の会議を定期的にやらなくてもいいのでは?
- 階級や年齢によってお給料の額があらかじめ決められていて、自分よりも努力していない先輩のお給料が高いのはなぜ?
ここに挙げたことは、会社員なら当然のことなのかもしれません。
でも、会社での常識を受け入れられなくなってしまったら、もはやそこはあなたの働くべき場所ではありません。
参考:仕事を辞めたいと悩むのは時間の無駄?価値を見出だせないOLへの処方箋
副業から独立する方法もある

とは言っても、会社をやめるためにはかなりのエネルギーを要します。
また、アラサーOLともなると次の会社を見つけるのが大変になることは覚悟しておかなければなりません。
一方で、アラサー女性の転職は、年齢があがるごとに専門性やキャリアが求められるんです。
さらに、結婚や出産、子育て期間に入る可能性もあるので、若いときの転職に比べるとどうしても不利になるのが日本社会の現実。
だからこそ私は、会社を辞めたいアラサーOLには副業を始めることを推奨しています。
むしろアラサーOLこそできるだけ早いうちから副業を始めるべきなんです。
そして最終的には、会社を辞めて独立を目指すのも一つの選択肢ではないでしょうか。
仕事を辞めて独立すると得られるもの

会社に依存せずに稼ぐことができるようになると、あらゆる束縛から開放されます。
好きな時間に好きな場所で仕事ができる
独立してしまえば始業時間や終業時間はありません。決められたオフィスで働く必要もありません。
インターネットで完結できる仕事であれば、時差も気にせず海外でも仕事ができます。
一緒に働く人を選べる
独立すると、雇われる立場から雇う立場になります。この場合、自分が仕事を頼みたい人、一緒に働きたい人を選ぶことができます。
仕事内容によっては雇われることもありますが、雇われるかどうかを決める全ての権限はあなたが持っています。
嫌ならその仕事を断ることだって可能なんです。
働くスタイルが自由

「スーツが苦手」というOLは多いですよね。会社を辞めてしまえば、あなたがどんな服装で仕事をしようが誰も気にしません。
自宅で仕事できるなら一日中パジャマでもいいんです。
今まで服装の規制が厳しい会社で働いていたのなら、これからはファッションも楽しむべき。
満員電車とはおさらば
独立後は、通勤の満員電車に苦しめられることもなくなります。爽やかな気持ちで一日を始めることができるでしょう。
在宅でできる仕事なら、そもそも「通勤」という概念さえなくなってしまうんです。
成果は全て自分のもの
一人で仕事をしていると失敗することもあります。その失敗は全てあなたの責任です。
でも、その一方で頑張った成果も全てあなたのもの。
会社で評価されたとしても、よくて少し昇給するかボーナスが増えるだけ。自分の成果がまるっと全てあなたの懐に入るわけではありませんよね。
仕事のやりがいを感じる理由として、報酬やお給料を挙げる人が多いのですが、独立後は成果がそのまま自分に反映されるので、OL時代の何倍ものやりがいを得ることができるんです。
参考:仕事辞めて人生変わったと誰でも言える♡辞めて幸せになった人の共通点
まとめ

仕事を辞めたいアラサーOLはのネックは、金銭面である場合が大半です。
お金の心配さえ解消できれば仕事を辞められるのであれば、独立を視野に入れて今すぐ副業を始めるべき。
会社を辞めてしまえば、やりたくないことを無理にやる必要はなくなるし、自分のやりたいことを我慢しなくてもいいんです。
私自身はまだOLとして働いていますが、副業を始めてからは、会社を辞めて独立した女性たちに会う機会が自然と増えました。
独立して変わったことについて彼女たちに聞くと、みんな口を揃えてこう言います。
「人生の選択肢が広がった」
私がおすすめしている副業はネットビジネスです。
その理由については「副業としてネットビジネスが優れているワケ」をご覧ください。