会社で働いていると、理不尽だと感じることは頻繁にありますよね。
とくに、会社の中では女性の立場は低くなりがち。
お局クラスになってくると不平不満を上司に直接ぶつけたりもできますが、「勤め続けているといずれ自分もあんなふうに強くなるの?」とげんなりしてしまいますよね。
それでも、職場での理不尽が積もりに積もると、「辞めたい」と感じて辞める理由を探してしまうもの。
辞めたいと思ってしまうのは甘いと考える人もいます。
でも、仕事の理不尽の度合いによっては辞めるべきタイミングである場合もあるんです。
会社の理不尽に耐えられなくなってきたら、どのように行動し、いつ辞める判断をすればいいのでしょうか?
Contents
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あなたの仕事の理不尽はどのタイプ?

仕事で感じる理不尽にも色々な種類がありますよね。
ここでは、とくに理不尽だと感じることの多い場面を集めてみました。
理不尽①:人間関係
会社という組織はたくさんの人が集まって仕事をする場。
そのため、どうしても人間関係の中で理不尽なことが発生してしまいます。
たとえば、上司や先輩。気分や状況によって言うことや指示がコロコロと変わる上司に振り回されたり、見に覚えのないことで叱られたり文句をつけられることも…
また、立場を利用して圧力をかけられたり人格を否定される、パワハラやモラハラも深刻な問題です。
他にも、自分だけランチや飲み会に誘われなかったり、無視されるなど同僚の中で孤立して悩んでいるOLも多いようです。
実は、退職理由でもっとも多いのが「職場での人間関係」なんです。
参考:OLを辞めたい女子達がハマりがちな負のスパイラルとは?
理不尽②:会社の方針

会社の方針とは、人事制度や評価体制、残業などの会社の運営方針からくる理不尽です。
とくに不満が多いのが給与面。
毎日残業して一生懸命働いていても、適当にゆるりと働いている先輩の方がお給料が高かったり、年齢や階級でお給料があらかじめ決められている会社も多いですよね。
また、上司のさじ加減で部下のお給料が全て決まってしまう会社もあります。つまり、上司に気に入られなければ納得のいくお給料はもらえないということも。
このような場合には、仕事へのモチベーションを維持するのはかなり難しいでしょう。
理不尽③:クライアント
会社の中だけではなく、クライアントに対して理不尽さを感じることもあります。
これは仕事内容にもよりますが、自社のクライアントと接する仕事の場合、相手がお客様であるだけに下手に回らなければならず、無理を強いられて強いストレスを抱えることも多いのだとか。
とくに、こちら側の業務負担など考えずに自分の要求を押し付け、無理なスケジュールを要求されて、体力的にも負担を強いられることもまかりとおっています。
この部分については、実は「働き方改革」でも注目されているところです。
さらに、自分のミスではないのに、会社の非としてクレーム対応をしなければならないこともありますね。
参考:仕事を辞めたら人生楽しすぎな事実!仕事辞める勇気があれば脱OL!
仕事に理不尽さを感じても辞める判断は慎重に

会社の理不尽さに耐えられなくなって「もうすぐにでも辞めたい!」と思っても、ちょっと待ってください!
まずは冷静になって考えてみましょう。
仕事を辞めたいと思うほど耐え難い理不尽でも、ときには耐える価値がある場合もあります。
今はつらいと感じる理不尽でも、あとで振り返ってみると、「実はあのときのつらい経験が今の成長につながっていた」ということもあるからなんですね。
退職の決断をする前には、辞めることで起こりうるリスクを確認しておく必要があります。
仕事の理不尽に耐えきれず、見切り発車で会社を辞めてしまった人の中には、後悔している人も多い様子。
会社に対して理不尽を感じたとしても、以下のように辞めることで失ってしまう仕事のよい面を慎重に考えることが必要です。
- 仕事の中で達成したい目標がある
- チャレンジできる環境である
- 同僚との関係が良好である
- 有給休暇を取得しやすい
- 福利厚生が充実している
- ボーナスがきちんと支払われる
あとは、初めから会社に対する期待値を低く設定しておけば、都度ストレスを感じにくく、心の負担を軽減できます。
このような場合には、辞めるにしてもすぐにではなく、もっと自分の成長を実感できるまで、もしくは理不尽の度合いが拡大して改善が見込めなくなるまでは、会社での仕事を続けておくのが一番です。
参考:仕事を辞めてゆっくりしたいなら計画的に!仕事辞める=逃げではない!
仕事の理不尽が苦痛でどうしても辞めたいときの選択肢

会社に勤めている以上、理不尽にも耐えて乗り越えることが自分の成長につながるケースが多いのは事実。
でも、会社全体で理不尽がまかり通っている場合や、自身の成長を妨げる理不尽、精神的にダメージが大きすぎるの理不尽の場合には、会社を辞めるべきタイミングなのかもしれません。
日々のストレスで精神的にも肉体的にも異常を感じ始める前に、取り返しのつかないことになる前に、会社を辞める準備を始めましょう。
1.転職する
「辞めて転職する」というのも一つの選択肢です。
でも、転職しても会社という組織の中で働く以上、結局はまた同じように仕事の理不尽を抱えるリスクを伴います。
とくに、転職する場合には、転職して新しい会社で働いてみないとその会社の状況はわかりません。
そのため、せっかく転職しても「前の会社の方がよかった」と感じるケースも少なくないんです。
たとえ、理想の会社だと思っていたとしても働き出せば最初のイメージとのギャップは必ず出てくるもの。
それでも「まずは転職!」ということであれば、今からブラック企業に転職してしまうのは避けたいですよね。
転職エージェント「楽な転職.com」は、「有給が取りやすい」、「セクハラやパワハラがない」というようなホワイト企業だけを紹介してもらえることで最近人気を集めているエージェント。
転職を選ぶなら、こちらにも登録して転職先を探してみるのもおすすめですよ。
2.副業を始める
私個人の考えとしては、会社の理不尽に耐えられないと感じる人にとっては、会社の中で働くという形にこだわらず、会社の外で自分で稼ぐのが一番。
私も今はOLとして働きながら、独立を目指して副業に励んでいますが、もちろん会社を辞めることに伴うリスクは不安です。
でも、一歩会社の外に出てしまえば、組織の中での理不尽や不条理とは全く関係のない世界が待っています。
そのために今、あなたができることは「副業」を始めることです。
今すぐに会社を辞めてしまえば収入が途絶えてしまうので、副業で準備をしておき、安定して稼げるようになったら会社を辞めてしまえばいいんです。
仮に会社を辞めずに副業を始めて月々の収入を増やしたいという場合でも、副業を始めるメリットはたくさんあります。
たとえば、実際に副業を始めてみて収入が入ってくるようになると、気持ちにも余裕が出てきて、会社で理不尽なことがあっても「私には別の収入源があるから大丈夫。いつでも辞められる。」と冷静になることもできます。
私が実際に取り組んでみておすすめしたい副業については、「本気の副業はネットで月収50万以上♡おすすめのネット副業の種類は?」でご紹介しています。
まとめ

会社に勤めている以上、社内での理不尽は避けて通れません。
仕事を辞めたくなったら「辞めるリスク」をすみずみまで想像して、仕事で実現したいことや大切にしたいことを掘り下げ、5年後のビジョンを描いてみてください。
そのうえで退職するべきなのか冷静に判断すべき。
仕事を辞めたいと考えるのは単なる甘えではありません。
今のやり方や自分の常識でうまくいかないのであれば、違うやり方で自分の常識の外に出て見る価値はあります。
常識の外、つまり会社から一歩外に出たら、自由で女性がいきいき活躍できる、そんな世界が待っています。
仕事を辞めたいのに会社の都合で辞められないという方には「辞めさせてくれない会社をストレス0で辞める方法」の記事がおすすめ。
興味があったら読んでみてくださいね。