会社の給料に不満があって副業をやりたい人は多いにもかかわらず、実際に副業をやっている人はそれほど多くはありません。
ある調査によると、副業したいと考える正社員は全体の4割にのぼりますが、副業に取り組んでいるのは正社員の2割弱。
副業実践者が少ない理由の一つに、会社が副業禁止でバレたらクビになるかもしれないという不安があるから。
また、どんな副業ならバレないのかが分からず、とくに詳しく調べることもなく「副業をしなくては」という気持ちを忘れてしまう人も多いのが事実。
副業すること自体は法律で禁止されているわけではありませんが、会社の就業規則などで禁止されていたり、事前に申請が必要な場合がほとんど。
ですが、副業はきちんと対策しておけば、会社にバレる確率は限りなくゼロに近いと言っていいでしょう。
私自身しばらく副業を実践していますが、怪しまれたことすら一度もありません。
では、副業がバレたら一体どうなるのでしょうか?ばれたときの言い訳やばれないための対策にはどんなものがあるのでしょうか?
今回は実話を交えて、会社にバレたときの対応やバレないための対策をお話しします。
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副業禁止なのにバレたらどうなる?バレた人の実話を公開!

副業が会社にばれないための対策をきちんととっていけば、副業がバレることはほとんどありません。
でも、十分気をつけていたつもりでも実際にバレてしまったという人もいるのは事実。
ここでは、彼らの副業がバレてしまった経緯についてご紹介します!(※実話です!)
副業禁止なのにバレたケース①:Aさんの場合
Aさんはネットビジネスを副業としていて、ブログ運営やアフィリエイト、メルマガの発行などから副収入を稼いでいました。
Aさんは副業成功者といってもよく、稼いでいる金額は本業の収入を優に超え、なんと年間約1億円!
あるとき、会社の上司から呼び出され会議室に行ってみると、そこで自分が発行しているメルマガの画面を突きつけられ、「副業しているよね?」と問い詰められたとのこと。
「副業を辞めるか、会社を辞めるかどちらかを選びなさい。」
誰もが知る大企業に勤めていて将来安泰は確約されていたので、できれば会社を辞めたくないと考えていたAさん。
ですが、Aさんにはすでに十分過ぎるほどの副収入があります。さらに、副業は自分にとってもやりがいのある仕事。
そこでAさんが出した結論は、「会社をクビになること」でした。
ですが、Aさんにとってクビになったことは痛くも痒くもなく、むしろ時間ができたことで稼げる金額はさらにアップしたのだとか。
では、なぜAさんの副業はばれてしまったのでしょう?
副業で年収1億も稼いでいるということは、運営しているブログやメルマガはかなり多くの人に読まれいるということ。
副業がバレた背景は、取引先の人にAさんのメルマガが読まれていたことがきっかけ。
実はAさんはメルマガで自分の名前を隠すことなく、発行者名にはっきりと自分の名前を書いていたんです…!
このため、有名になってしまったAさんのメルマガが会社にバレるのは時間の問題だったというわけ。
副業禁止なのにバレたケース②:Bさんの場合
アフィリエイトから毎月安定した収入を得ているBさん。
Bさんの場合も、あるとき会社の上司から呼び出され、副業しているかどうかを尋ねられたということ。
「住民税納付額が上がっているけど、これはどう説明するのかな?これは副業しているということだよね。」
言い訳できなかったBさんは反撃。
「会社のお給料が低くて生活できないし、残業しても残業代も出ない。それに会社の就業規則では、仕事に支障が出ないなら副業は禁止されていません。副業をやめろと言うなら給料を上げてください。」
このような反論は誰でもできるわけではないですが、Bさんの場合は逆に強く出たことで、クビになることはなく、むしろ会社から副業を認めてもらえたのだとか。
前述のとおり、Bさんの場合は住民税の納付額が上がったことから会社に副業がバレてしまいました。
副業する場合も会社のお給料と同じように、副業の所得に対して税金を支払う必要があります。
この住民税の納付額が会社に通知される場合、これまでとお給料がほとんど変わっていないのに、住民税の納付額だけ上がってしまうので、会社の給料以外にも収入があることが会社にバレてしまうという仕組み。
さらにBさんは、副業を始めてから突然会社の飲み会を断るようになり、残業もしなくなったと言います。
Bさんの行動の変化からも副業していることの説明がついたということですね。
副業禁止なのにバレたケース③:Cさんの場合
Cさんはキャバクラで副業をしていました。
会社からは遠いお店だったので会社の人に遭遇するリスクはないと考えていましたが、ある日、偶然会社の同僚がCさんが勤めるキャバクラに来店。
仲がよい同僚でもあったので、会社の人にはバラさないようにお願いして、その場は事なきを得ました。
ところがその数週間後、会社の上司から呼び出され副業を辞めるように諭されたと言います。
キャバクラの副業では月に20万円ほどは稼げていたので、その副収入を失うことはかなりきつかったのですが、本業の仕事を辞める気はなく結果として副業を辞めることになりました。
Cさんの場合、キャバクラで働いているところを同僚に見られましたが、信頼のおける同僚だったので会社にまでバレることはないと安心していました。
ところがその数日後、その同僚が飲み会の席で酔った勢いでうっかりバラしてしまったとのこと…!
さらに、副業を始めてからは寝不足が続き、仕事に遅刻したり書類の提出が締め切りに間に合わないことも増えていたことで、会社の人からは「最近おかしいな?」と思われていたのだとか。
参考:OLが副業を夜にやるならやっぱりキャバ嬢?夜の仕事を選ぶときの心得
副業禁止の会社で副業がばれないようにするには?言い訳は通用する?

前述のとおり、副業がバレないための対策をきちんと講じておけば、基本的には会社にバレることはほとんどありません。
副業がバレないための対策には、以下の内容に気をつける必要があります。
副業が会社にバレるのを防ぐために
- 給与所得になる仕事を選ばないこと
- 不特定多数の人に働いているところを見られない仕事を選ぶこと
- ネット上に個人が特定できる情報を掲載しないこと
- 確定申告を期限内に行うこと
- 会社の人や取引先の人に副業していることを言わないこと
それぞれの内容について、詳しくはこちらの記事をどうぞ。
参考:副業にならない稼ぎ方を徹底解説!副業禁止でも副業がおすすめの理由
これらに気をつけて副業していて、バレてしまったという話は聞いたことがありません。
上でご紹介した3つの例でも、このどれかが欠けていたためにバレてしまっています。それでもバレるということは、どこかでうっかりミスをしているということ。
バレてしまったら、基本的には言い訳は通用しないと考えておいたほうがいいでしょう。
運が良ければBさんのように認めてもらえるケースもありますが、そうでなければ開き直って認めるか、副業を辞めるかしか選択肢はないかもしれません。
ただし、副業で十分に稼げていればAさんのように副業を本業にして稼ぎ続けることも十分可能。最近は本業にできるくらい稼いでいる人も多いですね。
副業禁止でも正社員に最も適しているバレない副業とは?

正社員のOLにおすすめのバレない副業は、断然「ネットビジネス」。
ネットビジネスは、パソコンとネット環境があれば自宅で仕事ができますし、仕事のスケジュールを自分で調整して無理なく働くことが可能。
ネット上に個人情報を掲載する必要もありません。
さらに、頑張って結果を出した分稼ぐことが可能なので、稼げる額が時給で縛られているわけでもなく、選ぶ仕事によっては本業の給料以上に稼ぐこともできます。
仕組み化すれば毎日作業しなくても安定的に収入を得ることもできるので、一定期間頑張ってしまえば、その後は毎日働かなくても数万円から数十万円を毎月稼いでいるOLも少なくありません。
より詳細な内容については、以下の記事でご紹介していますので、こちらも合わせてご確認ください。
参考:金欠OLなのに会社が副業禁止なら断念?副業禁止でもできる副業教えます
まとめ

会社に副業がバレてしまう多くの場合、とるべき対策を十分にできていなかったから。
でも、副業がバレないようにすることはそれほど難しいことではなく、誰にでもできることばかり。
このため、実際に副業がバレてしまったケースは本当に稀で、バレずに副業でこっそり稼いでいる人が大半です。
ただし、副業は仕事選びがとっても重要。
選んだ仕事によっては会社バレを避けられない場合もあるので、副業禁止の会社であるならやはりネットビジネスを選ぶのが一番安全です。
会社にバレるのが怖いからと副業することを諦めてしまうことは、「お金がないからできない」と自分のやりたいことを諦めてしまうこと。
副業で稼げるようになれば選択肢が広がります。ぜひあきらめずにチャレンジしてみてくださいね。
参考:副業ランキング最新!女性におすすめの安全な副業集【2019年版】